三階建てにした理由

我が家は三階建てです。
間取りの関係上もありますが、最初から三階建てがいいと希望してそれが通るハウスメーカーを探しました。
三階建てだと階段上り下り大変じゃない?とよく言われます。
ぶっちゃけ大変です!
年取って足腰が弱った時はどうしようかと思っています。
でもそれ以上に今生活では三階建てのメリットの方が大きいのです。
地震や台風にも弱いと言われ、建築費用も上がる三階建てにした一番の理由、

それは『音』です。

ワンフロアで過ごすマンションに住んでいた時代もありましたが、ワンフロアではやはり音が丸聞こえになりがちなんですよね。
お風呂のシャワー音や洗面所のドライヤー音、リビングのテレビの音など離れた部屋でも結構聞こえます。
我が家は特に娘が音に敏感な質で、娘が小さいころは音を立てないように気を張って生活していました。

さらに夫が昼夜関係なく働くタイプで、夜中でもパソコンに向かいプリンターを動かしたりしています。
この音も目立っていました。

子供を早めに寝かしたい、でも寝かしてしまうとひっそりと家事をすることになる。
リビングのテレビも音を最小にするしかなく、ゆっくり見ることが出来ないのは思いの外ストレスでした。

ところが三階建ての貸家に引っ越したところ、この音の問題が一気に解決しました

一階を駐車場と夫の仕事部屋
二階にお風呂と洗面所、リビングダイニング、キッチン
三階に寝室

という間取りで、階を越えると音ってほとんど聞こえません。
二階の洗面所で最大出力にしたドライヤーを使うとさすがに聞こえますが、ドアを閉めると聞こえなくなります。
特に一階の仕事部屋で夫が動く音は3階の寝室にはまったく聞こえません。
いろいろとトラブル続きだった貸家での生活ですが、『音』の問題が解決したのは意外な発見でした。

子供が寝た後でも思いっきり家事ができるというのは私にとって大きなメリットです。
夫自身も好きなように仕事がしたいと常々言っていたので、音の問題に邪魔されず家族全員が生活できる環境は私たちにとって最高でした。

でも勿論デメリットもあります。
何よりもものの移動が大変になったのはワンフロアとの違いだと思います。
例えば買った1ケースの水を2階リビングに持って行くのは重労働ですし、一階の玄関で忘れ物に気づいて三階に駆け上がることもあります。
階段を上り下りする動きってやはり億劫で部屋が散らかりがちになったり、物を取りに行くのが嫌だからと済ませなければならないものがおざなりになったり…。

でもそんな状況をなんとかするために考えたのが、フロアごとに収納を作ることと、そこで済ませられる動線を作ることです。
一階の玄関でコートを脱ぎ、そこに仕舞う。
二階で洗濯をしたら、その場で乾燥機にかけてパジャマ類はそこに仕舞う。
三階で使う寝具は三階で干して仕舞う。

仕舞うための収納はそれぞれ多く取りました。

それでも散らかってしまうと思うので、移動するときは必ず何かを持っていくようにしています。
物をしまうだけに移動するのはなかなか億劫なので。

三階建てをお勧めできるかと言うと正直疑問ですが、それぞれのフロアで活動したいという我が家の要望に合っている気がするので、
もしそういった生活がしたい方にはお勧めできるかと思っています。

土地探し

新居のために土地を探している人の話を聞くと、利便性や子供の学区などどこにしようか本当にここが終の棲家でいいのか悩んでいる話をよく聞きます。
その点我が家は土地に対する不安はあまりありませんでした。
今住んでいる土地がとても気に入っていて、ここ以外では家を買う気持ちにならなかったからです。
夫とも住むならここ以外ないよねと言い合っていました。

近くに大きな公園があり、子供たちが集まるような小さな公園も点在していて子育てもしやすかったですし、小学校や中学校も落ち着いた雰囲気です。
関東の主要駅も徒歩20分とそこそこありますが自転車があれば問題なく、その分とても静かでした。
生鮮食品が揃っているスーパーがやや遠いことが問題でしたが、宅配スーパーや生協を使っていればなんとかなります。

問題は静かで利便性が高い分、土地代が高くなってしまうことです。
大体一坪100万前後…。
ここから少し離れれば安くはなりますがそうなると学区も変わるしそうはしたくない。
この土地に賃貸で住み始めて10年、すでに娘も小学校に通っているので学区を変えるという選択肢はありませんでした。
しかも学区が細長い形をしていて、今住んでいる所はその端っこ。
学区内だからと言ってその反対側に住んでしまうとだいぶ雰囲気も変わります。
学区を考えると町内の、1丁目~4丁目までととても狭い範囲で土地を探すことになってしまいました。

狭い範囲で土地を探すと当たるのが「ほどよい土地がない」という問題です。

先に述べた通り狙っている地区の坪単価が高すぎて土地が出ていれば変えるという状態ではなく、多分出せて25坪から30坪の土地を探すしかなくなりました。

ただ、この「25坪~30坪」というのが結構ネックだったのです。
①同じことを考えている人が多くて出たらすぐ買われてしまう。
②古い住宅地のため50坪~80坪の家が多く、家の取り壊しがあって土地が出たとしても高すぎて手が出ない。
③そもそも範囲が狭すぎて土地が出ること自体が稀。

土地を探しているときはSUUMOなどの不動産サイトを毎日チェックするのが趣味のようになっていました。
でも売り出している土地がなくはないが80坪もあって手が出なかったり、手ごろな更地が出たと思ったら一日で買い手がついたのかすぐに掲載終了になることばかりでがっかりの連続でした。
後から知ったのはネットの不動産情報は掲載されたときにはもう買い手がついていることも多いということ。
ハウスメーカーの営業さんから「狭い範囲で土地を探すときは地元の不動産屋を回って、土地が出たら連絡くれるようにお願いした方がいいですよ」というアドバイスもあって、
地元の不動産屋を2件、大手の不動産業者にも伝手を辿ってお願いしたりしました。

知り合いはハウスメーカーから土地を紹介してもらってここに住んでいるという人がいましたが、私の場合はそれにはいたりませんでした。
ハウスメーカーさんも土地を教えてくれるのですが、すでに不動産屋サイトに掲載済みで、チェック魔の私からすると条件が合わず見送ったものばかりで参考にはならず…。

余談ですが、とあるハウスメーカーさんは了承もなく締結している不動産会社の方まで引き連れて来られてビックリしながら打ち合わせをしたのですが、
全てチェック済だし条件に合わないと伝えると早々に帰ってしまって…。
その不動産屋さんはそれ以来一度も連絡もなく、こちらの情報だけ先方に送られた状態になってしまいなんだかモヤモヤしました。

なぜハウスメーカー側が土地探しに参加するかと言うと、購入したい土地があっても買う資金がなくつなぎ融資などで支払おうと思ったら、ハウスメーカーが作る建築基準書などが必要になるからです。
この土地が欲しいのはこういった家を建てたいという書類を出さないとローンが下りないんですよね。
土地探しとハウスメーカー選びの両輪が成り立たないと買えないので、この二つを探しながらの作業はなかなか大変でした。

土地がないないと散々言ってきましたが、実は欲しい場所にいいサイズの土地がずっとあったんです。
SUUMOなどに掲載されていない、掘り出し物の土地というわけではなく、SUUMOにもずっとありました。
でも条件に合わないなと候補から外してしまっていた理由は、その物件情報に『古屋あり(更地渡し)』の文言があり、「古屋ありか…条件に合わないな」と思っていたからでした。

『古屋あり』とは土地のみとして売っているけどその上に建物がまだ残っているよ、この建物を壊す費用は買った人間が払ってねという意味です。
でも『古屋あり(更地渡し)』になると建物が残ったまま売るけど、買い手がついたら壊す費用は売った人間が払うよという意味に変わります。
とあるハウスメーカーさんがこの部分に気づいてくれて意味を教えてくれたため、この土地を買う風に一気に動きました。

古屋ありの土地を買うと、その古屋を壊すために300万~400万ほどのお金が必要になってしまいます。
そのため古屋ありの土地は他の更地の土地に比べて安く設定されていることが多いのですが、解体業者を自分たちで手配しなくてはならずその苦労を考えると手が出ませんでした。
でも今回の土地は取り壊しまでは売主さんに任せられるので安心感があります。

後は人気の住宅地なのに掲載情報が半年ぐらいずっと残っていて「何か理由があるのか…」とちょっと不審に思っていたから思わずスルーしてしまったという理由もあります。
それに敷地内に木が何本も植わっていてその木も手入れがされておらず、鬱蒼とした雰囲気があったため売れずにいたのかなとも思いました。

北側道路、やや細長い(一般的に言われる羊羹のを切ったような)が変形していない、擁壁もなく平たんな場所、家の前の道路が4メートルと狭いがなんとか車庫入れはできそう
周囲は古い家が多いが立て直して三階建てのにしている人も多く子供がいる家庭もあり。
駅まで歩いて15分~20分、公園も図書館も近い、なによりとても静か。
これから待っていたら他にも土地が出るかもしれないけれど出ないかもしれない。
さらに売れ残っていたため売主さんが値を下げたということもあって他のところよりも若干安くなっている。
そう思ったらここで購入するしかないと清水の舞台から飛び降りることにしました。

ただ、購入を決めてからもいろいろとトラブルがありました…。
それはまた別に記事にまとめたいと思います。

アイフルホームに決めた理由

アイフルホームは住宅設備大手のリクシルの傘下にあるハウスメーカーですリクシル商品を大量に使うことによって価格を下げ、ローコストで家を建てられるようにしています。

フランチャイズ制なので地元の工務店がアイフルホームの看板を背負って施工することになります。

数あるハウスメーカーから私がアイフルホームに決めた理由をまとめてみました。

1.断熱・気密に対応している
エネマフォーム、気密測定を標準装備、掃き出し窓をトリプルガラスであるサーモスX(掃き出し窓以外はペアガラス)にしているところから断熱をきちんと考えてくれているのだなと思いました。

2.換気システムにロスナイを採用
断熱を重視するハウスメーカーを中心に回ったところ、ダクトタイプの全館空調をよくお勧めされました。
ただ、家中に張り巡らすような大きな装置を入れることにどうしても抵抗がありました。その点ロスナイは小さなエアコンぐらいの大きさで、各部屋の壁に取り付けるだけです。
壊れてもそのロスナイを取り換えればいいので、大規模な修理は必要ありません。
ダクト型の全館空調に比べて熱効率は下がるとは思いますが、気軽に取り扱えるという部分が気に入って採用しました。
他のハウスメーカーでロスナイの話をほぼ聞かなかったのですが、他にも取り扱っているところはあるのでしょうか?
私が見聞きするところではアイフルホームのみ扱っている印象だったので、ロスナイを採用しているアイフルホームがいいなと思いました。

3.キッズセーフティを標準で採用
柱の角が丸かったり、階段に滑り止めがついていたり、子供だけでなく大人もケガしないような仕様になっています。
柱やカウンターが丸かったりすると柔らかい印象になるので、シャープなイメージを大切にしたい方は合わないかもしれません。

4.リクシル製品を使うので全体的に安くなる
他の住宅設備メーカーはいろいろあると思うのですが、特にこだわりがなかったので安くなるなら全てリクシルでも十分だと考えました。
施工する際にも慣れたメーカーならば施工ミスはないだろうと思ったのも理由です。

5.耐震性
耐震等級3をであることはもちろん、繰り返しの地震に強いと言われる粘着性体を使っているところが他との違いだと思います。
耐震及び制震はどの工法が一番いいかと言われるとよくわからないのですが、在来工法だと基本的に木材を金具で繋げるので一度大きな地震が来るとその金具が飛び出してしまう。
その金具の飛び出しを防ぐのために粘着体を使っていて、二度目三度目の地震に強い。
そう説明を聞いてその方法を取りたいなと思いました。

5.間取りの提案内容が良かった
4LDK、ビルトインガレージ、駐輪場、二階リビングなどこちらが譲れない条件を伝えたところ、一番いい間取りを考えてくれました。
特に私たちがお願いした条件を合わせると玄関を奥に配置することしかできず、玄関が暗くなってしまうという難点がありました。
他のハウスメーカーはその点を「まあ仕方ないんじゃないですか」と照明で対応するだけにとどまっていました。
でもアイフルホームはこの暗さを吹き抜けを作ることで明るさを確保しましたと言ってくれたのです。
他のハウスメーカーにも同じ条件で設計を頼み、何度も打ち合わせを重ねてもいまいちピンとこないときがあります。
その中で、一発で好みの間取りを持ってきてくれたことが嬉しくて、多分これが相性なのだと思ってアイフルホームに決めました。

6.10年の設備保証
アイフルホームが設置した住宅設備が壊れた場合10年の保証がついています。
メーカー保証だと一年間の保証がついていないことがあります、食洗器など設備は高額なものが多いので安心感がありました。
それに壊れた場合の対応も早いと聞いていいなと思いました。

ハウスメーカー探しにかけた期間は3か月ほどと長くはありませんが、あまりにも時間をかけると下の子の入学時期までに家が建てられないと思ってここはアイフルホームにかけることにしました。