土地探し

新居のために土地を探している人の話を聞くと、利便性や子供の学区などどこにしようか本当にここが終の棲家でいいのか悩んでいる話をよく聞きます。
その点我が家は土地に対する不安はあまりありませんでした。
今住んでいる土地がとても気に入っていて、ここ以外では家を買う気持ちにならなかったからです。
夫とも住むならここ以外ないよねと言い合っていました。

近くに大きな公園があり、子供たちが集まるような小さな公園も点在していて子育てもしやすかったですし、小学校や中学校も落ち着いた雰囲気です。
関東の主要駅も徒歩20分とそこそこありますが自転車があれば問題なく、その分とても静かでした。
生鮮食品が揃っているスーパーがやや遠いことが問題でしたが、宅配スーパーや生協を使っていればなんとかなります。

問題は静かで利便性が高い分、土地代が高くなってしまうことです。
大体一坪100万前後…。
ここから少し離れれば安くはなりますがそうなると学区も変わるしそうはしたくない。
この土地に賃貸で住み始めて10年、すでに娘も小学校に通っているので学区を変えるという選択肢はありませんでした。
しかも学区が細長い形をしていて、今住んでいる所はその端っこ。
学区内だからと言ってその反対側に住んでしまうとだいぶ雰囲気も変わります。
学区を考えると町内の、1丁目~4丁目までととても狭い範囲で土地を探すことになってしまいました。

狭い範囲で土地を探すと当たるのが「ほどよい土地がない」という問題です。

先に述べた通り狙っている地区の坪単価が高すぎて土地が出ていれば変えるという状態ではなく、多分出せて25坪から30坪の土地を探すしかなくなりました。

ただ、この「25坪~30坪」というのが結構ネックだったのです。
①同じことを考えている人が多くて出たらすぐ買われてしまう。
②古い住宅地のため50坪~80坪の家が多く、家の取り壊しがあって土地が出たとしても高すぎて手が出ない。
③そもそも範囲が狭すぎて土地が出ること自体が稀。

土地を探しているときはSUUMOなどの不動産サイトを毎日チェックするのが趣味のようになっていました。
でも売り出している土地がなくはないが80坪もあって手が出なかったり、手ごろな更地が出たと思ったら一日で買い手がついたのかすぐに掲載終了になることばかりでがっかりの連続でした。
後から知ったのはネットの不動産情報は掲載されたときにはもう買い手がついていることも多いということ。
ハウスメーカーの営業さんから「狭い範囲で土地を探すときは地元の不動産屋を回って、土地が出たら連絡くれるようにお願いした方がいいですよ」というアドバイスもあって、
地元の不動産屋を2件、大手の不動産業者にも伝手を辿ってお願いしたりしました。

知り合いはハウスメーカーから土地を紹介してもらってここに住んでいるという人がいましたが、私の場合はそれにはいたりませんでした。
ハウスメーカーさんも土地を教えてくれるのですが、すでに不動産屋サイトに掲載済みで、チェック魔の私からすると条件が合わず見送ったものばかりで参考にはならず…。

余談ですが、とあるハウスメーカーさんは了承もなく締結している不動産会社の方まで引き連れて来られてビックリしながら打ち合わせをしたのですが、
全てチェック済だし条件に合わないと伝えると早々に帰ってしまって…。
その不動産屋さんはそれ以来一度も連絡もなく、こちらの情報だけ先方に送られた状態になってしまいなんだかモヤモヤしました。

なぜハウスメーカー側が土地探しに参加するかと言うと、購入したい土地があっても買う資金がなくつなぎ融資などで支払おうと思ったら、ハウスメーカーが作る建築基準書などが必要になるからです。
この土地が欲しいのはこういった家を建てたいという書類を出さないとローンが下りないんですよね。
土地探しとハウスメーカー選びの両輪が成り立たないと買えないので、この二つを探しながらの作業はなかなか大変でした。

土地がないないと散々言ってきましたが、実は欲しい場所にいいサイズの土地がずっとあったんです。
SUUMOなどに掲載されていない、掘り出し物の土地というわけではなく、SUUMOにもずっとありました。
でも条件に合わないなと候補から外してしまっていた理由は、その物件情報に『古屋あり(更地渡し)』の文言があり、「古屋ありか…条件に合わないな」と思っていたからでした。

『古屋あり』とは土地のみとして売っているけどその上に建物がまだ残っているよ、この建物を壊す費用は買った人間が払ってねという意味です。
でも『古屋あり(更地渡し)』になると建物が残ったまま売るけど、買い手がついたら壊す費用は売った人間が払うよという意味に変わります。
とあるハウスメーカーさんがこの部分に気づいてくれて意味を教えてくれたため、この土地を買う風に一気に動きました。

古屋ありの土地を買うと、その古屋を壊すために300万~400万ほどのお金が必要になってしまいます。
そのため古屋ありの土地は他の更地の土地に比べて安く設定されていることが多いのですが、解体業者を自分たちで手配しなくてはならずその苦労を考えると手が出ませんでした。
でも今回の土地は取り壊しまでは売主さんに任せられるので安心感があります。

後は人気の住宅地なのに掲載情報が半年ぐらいずっと残っていて「何か理由があるのか…」とちょっと不審に思っていたから思わずスルーしてしまったという理由もあります。
それに敷地内に木が何本も植わっていてその木も手入れがされておらず、鬱蒼とした雰囲気があったため売れずにいたのかなとも思いました。

北側道路、やや細長い(一般的に言われる羊羹のを切ったような)が変形していない、擁壁もなく平たんな場所、家の前の道路が4メートルと狭いがなんとか車庫入れはできそう
周囲は古い家が多いが立て直して三階建てのにしている人も多く子供がいる家庭もあり。
駅まで歩いて15分~20分、公園も図書館も近い、なによりとても静か。
これから待っていたら他にも土地が出るかもしれないけれど出ないかもしれない。
さらに売れ残っていたため売主さんが値を下げたということもあって他のところよりも若干安くなっている。
そう思ったらここで購入するしかないと清水の舞台から飛び降りることにしました。

ただ、購入を決めてからもいろいろとトラブルがありました…。
それはまた別に記事にまとめたいと思います。

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